P.22〜 マリインスキー国際バレエフェスティバルの速報

『ボディプラス』
P.120 公演情報が掲載されています。
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ボリショイ&マリインスキー合同バレエでは、気になるラインナップが並んでいますが、そのなかでもひときわ目を引くのが、いま日本で大ブレーク中のサラファーノフの「ドン・キホーテ」です♪
4月にサンクトペテルブルグで行なわれたマリインスキー国際バレエフェスティバルや、5月のモスクワ公演など、ここぞという時にこの役を任されてきた彼は、いまや「マリインスキーのバジル」代表!です。
そんな彼のバジル全幕を、ゲスト・プリンシパルを務めるミラノ・スカラ座バレエ団の来日公演で、一足早く見ることができました。
今回の「ドン・キホーテ」は、マリインスキーで採用しているゴールスキー版ではなく、バジルの見せ場が多く複雑なステップもより多いヌレエフ版。パートナーの上野水香さんと共に、若い二人の汗と涙の跡がひしひしと感じられ、ついこちらも緊張してしまいました。
ただ、どんなことをしていてもやはり目に付くのは、ロシア人らしい真っ直ぐな脚と美しい足先!そして刻むようなステップとの絶妙なコントラストを描き出した驚異的な高さの軽やかなジャンプ!そしてその高さからは想像もできないほどの柔らかな着地!
彼が踊る度に会場内に起こるどよめきは、間違いなく《世界で彼にしか起こし得ないもの》だったと思います!
もちろんソロだけではありません。上野水香さんとの、1幕でのコミカルな掛け合い、2幕でのしっとりとした大人の語らい、3幕での華やかで申し分のないグラン・パ・ド・ドゥ。どれもが見ごたえありました。カーテンコール後に幕の向こうで起こったあたたかい歓声と拍手が、とても印象的でした☆
先月の新国立劇場でのローラン・プティ挑戦といい、今回のルドルフ・ヌレエフ挑戦といい、最近日本で新しい挑戦に次々と挑み、その度に新しく生まれ変わったような姿を見せてくれるサラファーノフ。今回の舞台ではどんな進化をしたのでしょう?そして今度は、ボリショイ・バレエとの競演という新しい舞台で、何を吸収してどんな変貌をしてくれるのでしょう?劇場からの帰り道に、もう次の来日を心待ちにさせてしまう・・・こういうところが、ダンサー・サラファーノフの魅力なのかもしれません♪
合同ガラでの共演は、若手急成長中、劇場イチオシのオレシア・ノーヴィコワ☆踊りなれた相手とはじけて踊る姿が、今から楽しみです!
( 文:Mari )